「JAF鈴鹿グランプリ」はレースを存分に楽しめる秋の一大イベント!

レポート その他

2019年11月1日

チャンピオン争いが白熱した2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦 第18回JAF鈴鹿グランプリ。この開催の裏側で行われていた各種イベントも白熱したものだった。

2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦
第18回JAF鈴鹿グランプリ

開催日:2019年10月26~27日
開催地:鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)

 遡ること1969年から開催されているJAFグランプリ。鈴鹿サーキットでの開催は1974年に始まり、以後中止や復活を経て、「JAF鈴鹿グランプリ」は今年で18回の開催を数える伝統のレースイベントだ。

 今回、10月26~27日に開催された「2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦 第18回JAF鈴鹿グランプリ」では、スーパーフォーミュラの頂上決戦、世界最高峰のツーリングカーレースのWTCRなど、とにかく見どころが満載。またレース以外にもさまざまなイベントが催され、お祭りのような雰囲気に包まれた。

 昨年好評だったJAF会員限定のピットビル見学ツアーは、今年もJAF鈴鹿グランプリ開催期間中の2日間で行われた。案内人はJAFウィメン・イン・モータースポーツ作業部会で座長を務める飯田裕子氏。普段なかなか見ることができないピットビルの様子が見学できるということで、土日で計4回のツアーはほぼ募集人数いっぱいの参加者が集まった。

 参加者はGPスクエアにあるJAFブースに集合。飯田座長の先導のもと、パドックトンネルを抜けてピットビルへ。ビル2階の通路からはズラリと並ぶチームのトランスポーターがお目見え。コントロールルームやメディアセンター、VANTELIN TEAM TOM'Sのピット、横浜ゴムのパドックまで見学でき、約45分のツアーが短く感じるほど濃縮された内容となった。

「このようなツアーに初めて参加しました」という親子も、貴重な体験に興奮が冷めやらない様子。ツアー中に目の当たりにしたさまざまな光景をカメラに収め、ツアー終了後に満足した表情を見せた。

 その他JAFブースでは、ドリフト競技で活躍中の塚本奈々美氏によるレーシングシミュレーターデモ走行を始め、レーサー気分で鈴鹿サーキットを体験走行できるJAFデジタルモータースポーツ、2020年のオリジナルモータースポーツカレンダーの販売等で賑わった。

日曜日の10時30分に行われた1回目のツアーには、30名が参加した。飯田座長から見学の際の注意点や撮影のルール等が説明され、いざピットビルに出発! この先の未知の領域に、期待に胸が膨らむ参加者も多かった。
GPスクエアからピットビルまではパドックトンネルを歩く。このトンネルはちょうどメインストレートの真下に位置する。そしてピットビルの建物に入って2階の通路を歩くと……ここでしか見られない光景が広がった。
コースを映し出すモニターの数々に圧倒! このコントロールルームで開催レースが管理されている。続いて机とテレビが並んだ部屋は、世界へレース情報を発信するメディアセンター。お仕事中なのでお静かに……!?
特別にVANTELIN TEAM TOM'Sのピット内部を見学。チーム監督の伊藤大輔氏と、エグゼクティブアドバイザーの関谷正徳氏が案内。午後のスーパーフォーミュラの決勝に向けてピットクルーがせわしなく作業をしていた。
スーパーフォーミュラのタイヤサプライヤーでもある横浜ゴムのパドックには大きなトランスポーターが並んでいた。レースで使用されるタイヤはすべてここに揃っている。ツアーの記念に参加者の集合写真を撮影!
華やかな雰囲気を醸し出しながら、さまざまなコンテンツを用意して来場客をお出迎えしたGPスクエアのJAFブース。
プレゼントがもらえるJAFデジタル会員証の登録キャンペーンや、豪華景品が当たるJAF会員限定の抽選会が実施された。また売り切れ必至、おみやげとしても大好評のモータースポーツカレンダーも販売!!
モータースポーツ好きなら一度はやってみたい、JAFデジタルモータースポーツグランプリは常に長蛇の列。腕自慢たちが鈴鹿サーキットを体験走行し、プロドライバーに追い付け追い越せでタイムアタックに臨んだ。
プロドライバーも練習するという本格的なレーシングシミュレーターを展示。デモンストレーション走行を披露してくれたのは、ラリーやドリフト等で活躍しているドライバーの塚本奈々美氏。
第5戦もてぎ大会でコースレコードを塗り替えたアレックス・パロウ選手がオフィシャルステージでトークショー。

フォト/遠藤樹弥、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部

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