レーシングカート

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2019-08-28
野村勇斗が9月の世界選手権の挑戦に弾みをつけるFS-125初勝利!

 2019シリーズの終盤戦を迎えた全日本カート選手権の東地域第4戦が、山形県のカートソレイユ最上川で開催された。FS-125部門では野村勇斗(EXGEL with MRP)がポール・トゥ・ウィンで初優勝。FP-3部門では1・2位でゴールした選手の車検失格により、3位フィニッシュの山本祐輝(Formula Blue TKC)が繰り上がりでウィナーとなった。

 

タイムトライアル、予選、決勝と、最上川大会では一度もトップの座を譲ることなく、完璧な勝利を飾った野村。

 

FS-125部門東地域第4戦の表彰台。左から悔しさが残る2位の星涼樹、1位の野村、3位の平安山良馬は初表彰台。

 

2019年JAF全日本カート選手権FS-125部門/FP-3部門 東地域第4戦
2019年JAFジュニアカート選手権FP-Jr部門/FP-Jr Cadets部門 東地域第4戦

開催日:2019年8月24~25日
開催地:カートソレイユ最上川(山形県庄内町)
主催:RTA

 

 24周で行われたFS-125部門の決勝の序盤戦は、7台が一列に連なる接戦状態となった。そんな中、ポールの野村は後続のアタックを退けながらトップの座を守り続けていく。すると11周目、2番手をめぐるバトルがもつれたことで、野村の背後にギャップが空いた。

 

 後ろを振り返らず全力で走る野村は、そのリードを約1秒に拡大することに成功。そして、後続を引き離したまま最後まで走り切り、全セッション1位のパーフェクトゲームで待望の初優勝を果たした。

 

「勝ててめちゃくちゃ嬉しかったです。今年はTT(タイムトライアル)があまり良くないせいで前の選手に逃げられていたので、今回は絶対にTTで1位を獲ろうと思っていました」と野村。

 

 野村の後方では星涼樹(Drago CORSE)が9番グリッドから順位を上げ、レース中盤に平安山良馬(TEAM EMATY)をかわして2位をゲット。2番グリッドから発進した平安山は3位に留まったが、初の表彰台登壇だ。

 

 この結果、東地域のポイントランキングは野村が首位に浮上。2番手には星が、3番手には6位フィニッシュでポイントを伸ばした渡部智仁(XENON.RT&CHAMP)が続いている。

 

 FP-3部門の決勝は、スポット参戦の地元勢も加わって、序盤から6台による熱い優勝争いが展開された。トップはポールの山本から半田昌宗(TEAM WOLF)へ。続いて先頭に立ったのが、8番グリッドから追い上げてきた佐々木大河(チームウルフ)だった。

 

 佐々木は予選ヒートのリタイアをリカバーする好走でトップに浮上すると、ライバルたちをじわじわと引き離し、真っ先にチェッカーをくぐった。それに続いたのは、4台による最終ラップの攻防を制した半田だった。

 

 ところが再車検で佐々木、半田、4番手ゴールの太田達也(西風-fk)に失格の裁定が下り、佐々木の2勝目は幻に。ストレートの伸びを欠き苦戦を強いられながら3番手でゴールした山本が、繰り上がりの優勝で2連勝を記録することとなった。2位入賞は鈴木太郎(HRT&チャリ走Go!KART!)、3位は川福健太(FLAX motorsports@NSP)だ。

 

 同時開催のジュニアカート選手権・東地域第4戦。FP-Jr部門では、最終ラップの逆転で佐野雄城(Birel ART RAGNO Racing)が初優勝。FP-Jr Cadets部門では、鈴木悠太(B-MAX Racing Jr)が鈴木恵武(RT-APEX)とのマッチレースを制して2勝目を飾った。

 

FP-3部門はポールスタートの山本祐輝が暫定で3位だったが、上位2台の失格により、繰り上がり優勝となった。

 

山本は前戦の茂原大会に続いての1位で、本庄での悔しい失格を埋め合わせるポイントの獲得に成功した。

 

最終ラップまで目が離せない波乱のレース展開だったFP-Jr部門。佐野雄城が見事に優勝をキメた!

 

左から2位の富下李央菜、1位の佐野、3位の柳沼光太が表彰台に登壇。フレッシュな顔ぶれが揃った。

 

拮抗したバトルを繰り広げる中、鈴木悠太が勝利を掴んだ。これによりポイント争いもますます激化!!

 

FP-Jr Cadets部門の表彰台は、左から2位に鈴木恵武、1位に鈴木悠太、3位に菊池貴博が登壇した。