レース

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2019-07-17
スタートで逆転した大湯都史樹が自身初のF3優勝

 2019年の全日本フォーミュラ3選手権第4大会が6月22~23日にスポーツランドSUGOで開催。宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)が第9戦でシーズン3勝目を挙げ、第10戦では大湯都史樹(TODA RACING)がフォーミュラ3での初優勝を飾った。

 

大湯都史樹はなかなか優勝できないレースが続いたが、第10戦でようやく掴んだ1勝に喜びをあらわにした

 

2019年全日本フォーミュラ3選手権第9戦
開催日:2019年6月22~23日
開催地:スポーツランドSUGO(宮城県村田町)
主催:株式会社菅生、SSC

 

 22日午前に行われた公式予選では、宮田が鈴鹿の開幕大会以来となるダブルポールポジションを獲得。フロントローには、第9戦にチームメイトの小高一斗、第10戦に大湯が並ぶことに。また第9戦の3番手には、シャルル・ミレッシ(OIRC team YTB)が入った。ランキングトップのサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark)は5番手、4番手にとどまった。

 

 第9戦は、22日午後にスタート。トップ3は順当にスタートを切り、その後方ではフェネストラズが1台をかわして4番手に浮上した。4周目にマスタークラスを戦う2台が接触しコースアウト。車両回収のためにセーフティカー(SC)が導入される。

 

 リスタートが切られたのは9周目。後続をうまく突き放してスタートを切った宮田は、そのままギャップを広げていった。一方ミレッシとフェネストラズの3番手争いは急接近。1コーナーでアウト側に並んだフェネストラズを、ミレッシはなんとか抑えきってポジションを死守したが、翌周はフェネストラズが1コーナーでイン側からミレッシを攻略した。

 

 その後は大きな順位変動はなく、宮田は15周目にファステストラップを記録してポイントフルマークで今季3勝目。2位の小高と共に、今季初のトムス1-2フィニッシュとなった。

 

 

第9戦はフルマーク(ポールポジション&ファステスト&優勝)と、パーフェクトな走りで勝利を手にした宮田莉朋。

 

TOM'Sは今季初の1-2フィニッシュ。サッシャ・フェネストラズは3位に。マスタークラスの久保田克昭も登壇!

 

鈴鹿大会以来の表彰台に上がった小高。フロントロースタートで自己最高位でもある2位を獲得した。

 

5番手スタートから着実に順位を上げて3位入賞という結果に「ベストを尽くした」とフェネストラズ。

 

 

 23日に行われた第10戦は、2番グリッドの大湯が抜群のスタートを切り、加速が鈍った宮田をかわしてトップで1コーナーへ。4番グリッドのフェネストラズも、1つ前の小高をかわして3番手に上がり、大湯、宮田、フェネストラズの順にオープニングラップを終了した。

 

 2周目に入ったところで、後方を走る1台が1コーナーでコースアウトし、車両回収のためにSCが導入。6周目にリスタートが切られ、大湯は宮田とのギャップを広げてリスタートに成功するが、その後のペースは宮田が勝り、テール・トゥ・ノーズの戦いが続く。

 

 18周目に再び後方のマシンが3コーナーでコースアウトしたために、このレースで2度目のSC導入。23周目にリスタートが切られた。大湯は再び宮田とのギャップを広げてリスタートを切ることに成功すると、残り3周を逃げ切りトップチェッカー。

 

 参戦2年目で嬉しい初優勝を挙げた。2位には宮田、3位にはフェネストラズが入ったが、レース後に宮田のマシンに対して抗議が出されたために、正式結果は保留となった。

 

 なお、この正式結果が発表されたのはレース終了から18日後の7月11日。宮田は車両規定違反となり、失格のペナルティが科されたことで、2位がフェネストラズ、3位がエナム・アーメドとなった。

 

 

第10戦の暫定表彰式。宮田は抗議対象となり失格の裁定が下ってしまう。久保田はマスタークラス2連勝!

 

フェネストラズは第10戦で暫定3位から2位となり、ポイントリーダーの座をしっかりとキープした。

 

しばらく表彰台から遠ざかっていたエナム・アーメドが、宮田の失格により繰り上がりで3位となった。