その他

  • Twitter
  • Facebook
2019-06-20
TOYOTA GAZOO Racingが1-2フィニッシュ。中嶋一貴は日本人初のWECチャンピオンに!

 6月15~16日にフランスのル・マン市サルト・サーキットにおいて決勝レースが行われた「第87回ル・マン24時間」(2018-2019 世界耐久選手権=WEC最終戦)は、TOYOTA GAZOO Racingの8号車TS050ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ組)が残り1時間の時点で逆転して連覇。2位にも同チームの7号車(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組)がゴールして1-2フィニッシュ。8号車がWECのチャンピオンに輝いた。

 

TOYOTA GAZOO Racingが表彰台の1~2位に登壇。また8号車がWECのタイトルを獲得した。

 

FIA WORLD ENDURANCE CHAMPIONSHIP 24 HOURS OF LE MANS 2019
2018-2019 FIA世界耐久選手権第8戦 第87回ル・マン24時間耐久レース

開催日:2019年6月15~16日
開催地:サルト・サーキット(フランス)
主催:ACO

 

 12日と13日に行われた公式予選でポールポジションを獲得したのは小林のドライブする7号車で、8号車がこれに続きTOYOTA GAZOO Racingがフロントローを独占した。

 

 決勝レース序盤は雨が心配されたがコースを濡らすこともなく、TOYOTAの2台がレースをリードしていった。特に主導権を握ったのは7号車で、序盤から中盤はピットインやセーフティカードライブのタイミングで8号車と順位を入れ替えながらのレースとなった。しかし後半は8号車が多くのラップをリードして、TOYOTAの2台はLM P1クラス非ハイブリッド車はもちろん、LM P2クラスをも相手にせず周回を重ねていった。

 

 しかしゴールまであと1時間という時点で、それまで快走を見せていた7号車に異変が。タイヤのパンクチャーだった。いったんピットインして右フロントタイヤを交換してピットアウトするも、次の周に再びピットインして4輪を交換。どうやら右リヤタイヤがパンクしていたようなのだ。

 

 これで8号車がトップに躍り出ると安定した走りでチェッカー。大会を連覇し、WECのタイトルを獲得。中嶋はWECを制した初の日本人となったばかりか、レースイベントでの日本人初の世界チャンピオンとなった。なお、この大会を最後にアロンソがチームから離脱することも発表されている。

 

 LM P2クラスではシグナテック・アルピーヌ・マットムートの36号車(ニコラ・ラピエール/アンドレ・ネグラオ/ピエール・ティリエ組)がサバイバル戦を最後まで生き残り優勝。クラスチャンピオンも獲得した。

 

 LM GTE ProクラスではAFコルセの51号車フェラーリ488 GTE(アレッサンドロス・ピア・グイディ/ジェームス・カラド/ダニエル・セッラ組)がポルシェを抑えて優勝を遂げた。

 

 LM GTE Amクラスでは、優勝したキーティング・モータースポーツの85号車フォードGTに対しレース後に車両違反のために失格が言い渡された。これで2位ゴールだったチーム・プロジェクト1の56号車ポルシェ911 RSR(ヨルグ・ベルグマイスター/パトリック・リンゼイ/エギディオ・ペルフェッティ組)が優勝となり、タイトルも獲得した。またカーガイ・レーシングの57号車フェラーリ488 GTE(木村武史/ケイ・コッツォリーノ/コメ・レドガー組)が5位でゴール、初陣でまずまずの結果を残した。

 

 

ル・マン24時間レースで385周を走破して連覇を果たした8号車TS050ハイブリッド。

 

快走を続けた7号車TS050ハイブリッドはタイヤトラブルに見舞われたが2位を死守。

 

ストフェル・バンドーンらが駆るSMPレーシングの11号車が3位入賞した。