レース

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2019-04-08
佐藤琢磨がINDYCARでは初のポールtoウィン!! 通算4勝目のアラバマはホンダ勢が上位を独占!

 

4月5-7日に開催されたインディカー2019シリーズ第3戦で、佐藤琢磨が今季初のポールポジションを獲得し、昨年の第16戦ポートランド以来となる自身4度目の優勝を飾った。

 

2019年インディカー・シリーズ第3戦『Hondaグランプリ・オブ・アラバマ』
2019年4月5-7日 アメリカ・アラバマ州バーバー・モータースポーツ・パーク
フォト/©SPORTSBIZ、本田技研工業株式会社

 

 レースウィークを通じてホンダ勢が強さを見せたアラバマ・ラウンド。バーバー・モータースポーツ・パークを舞台にドライコンディションで行われた土曜の予選では、佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing/Honda)が、Q1を5番手、Q2を4番手で通過して、今シーズン初めて予選ファイナル進出を果たした。

 

 予選ファイナル進出6名のほとんどがソフトタイヤを装着する中で、佐藤は唯一ハードタイヤによるアタックを敢行。チームメイトのG.レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing/Honda)も好タイムを叩き出してセッション終了を待ったが、後にソフトタイヤに変更した佐藤が1分8秒5934で逆転。この結果、佐藤がキャリア8回目のポールポジションを獲得した。

 

 雨予報を覆してドライコンディションで迎えた4月7日の決勝。佐藤はチームメイトのG.レイホールとフロントローを分け合う絶好のスタートとなった。
 90周の決勝レースは、佐藤がスタートから安定した走りを続けてトップを堅守。3ストップ作戦を選択した佐藤は、2回のピットストップを終えてもトップを守り切っていた。

 

 しかし、ピットロード入口でM.チルトン(Carlin/Chevrolet)がバリアにヒット、そしてチームメイトのG.レイホールがコース上でストップするアクシデントが発生。
 これで、予定より早くピットウィンドウが訪れ、3度目のピット消化後は残り25周を我慢の走りを意識する状況となる。しかし、佐藤はレースをリードすることに成功した。

 

 タイヤも厳しく、燃料もセーブする必要がある中、S.ディクソン(Chip Ganassi Racing/Honda)が約2秒差で佐藤を追っていたが、残り5周で佐藤が痛恨のコースオフ。しかし、そのミスは約コンマ5秒を失う程度で済んだため、再びトップでコースに復帰。

 

 最終的には2番手にS.ディクソンに1秒7程度の差を付けてホワイトフラッグ。佐藤が辛くも逃げ切ってトップチェッカーを受け、自身4回目のインディカー優勝を飾った。

 

 ポディウムには、佐藤とS.ディクソン、S.ブルデー(Dale Coyne Racing with Vasser-Sullivan/Honda)が並び、ホンダ勢が表彰台を独占。5位から8位までもホンダエンジン搭載車が占める結果となり、ホンダ勢の強さが際立った大会となった。

 

 「今日の勝利を私に実現させてくれたチームオーナーたち、ボビー・レイホール、デイビッド・レターマン、マイク・ラニガンに深く感謝します。常に協力をし合って働いているチームメートのグレアム・レイホールにも同じく感謝します。

 

 今日は私たち2人のどちらもが高い競争力を発揮すると分かっていました。グレアムにトラブルが起こってしまったのは残念でなりません。しかし、こうして私が優勝できたので、チームにとっては素晴らしいレースとなりました。

 

 1回目のピットストップは少し時間がかかりました。それは私たちのカーナンバー30に新しいクルーがいて、彼らがまだ作業に完全に慣れていないところがあるからです。レースではこのようなことが起こる時もあります。私もミスをすることはあります。ミスをしてもいいんです。私たちは、あの後もトップでコースに戻ることができましたからね。

 

 そして、今日はマシンが本当に素晴らしかった。自分としては、ちょっとプッシュし過ぎた走りになっていたかもしれません。とても緊張感に満ちたバトルが続いており、私はとてもいいレースを戦うことができました」

 

 とは今シーズン初勝利となった佐藤のコメント。インディカーでは自身初のポール・トゥ・フィニッシュを成し遂げて、シリーズ順位も3番手に浮上。翌週4月12-14日に迎える第4戦は、2013年にインディカー初勝利を飾ったゲンのいいコースということで、さらなる好成績が期待される。

 

予選から僅差の争いだった佐藤琢磨。決勝も僅差の追い上げをかわした辛勝だった。

 

予選ではチームメイトのG.レイホールから僅差でポールの座を奪った佐藤琢磨。