沖縄を代表するモータースポーツの祭典が今年も盛大に開催!

レポート その他

2018年11月26日

沖縄のモータースポーツを広くPRするイベントとして人気を集めている「コザモータースポーツフェスティバル」が、今年も11月17~18日の二日間、沖縄市のコザ運動公園で開催された。

 今年で4回目を迎えたこのイベントは沖縄で4輪、2輪のモータースポーツに携わる関係者が一堂に会し、オンロードのみならず、オフロードのモータースポーツを紹介するというもの。イベントを主催するのは、サーキット建設等により「沖縄のモータースポーツの聖地」となることを目指している地元の沖縄市だ。

 運動公園内に設けられた6つの会場では、ジムカーナ、ドリフト、レーシングカートそして四駆トライアルといった競技の魅力をデモ走行、体験走行を通して触れることができるほか、2輪もミニバイク、ミニモトクロス、バイクトライアルなど多彩な競技が揃った。

 また今回はスペシャルゲストとして、昨年、世界三大レースのひとつであるインディ500を制した佐藤琢磨選手が招かれ、レーシングカートでデモ走行を披露したほか、トークショー、サイン会等を通して沖縄のモータースポーツファンとの交流を楽しんだ。

 4輪関係では、全日本ジムカーナ選手権SA2クラスでチャンピオンを獲得した高江淳選手をはじめとする地元在住のスラローマーがデモ走行や、2台並走で順位を競うバトルジムカーナなどを披露したほか、またドリフトも地元のドライバー達がトーナメント方式でその華麗なドライビングを競い、D1ドライバーの末永正雄選手がGT-Rでデモランを披露、大きな喝采を浴びていた。そして別会場では当日参加もOKのオートテストが今年も2日間で計5回開催され、約100人の来場者がオートテストを体験した。

 沖縄では珍しく11月としては汗ばむほどの陽気に恵まれたこともあって、過去最高の42,000人が訪れたこのフェスティバル。地元沖縄市のみならず沖縄県を代表するモータースポーツイベントとしてすっかりと定着した週末となった。

昨年を大きく上回る42,000人のモータースポーツファンが会場を訪れた。
今年は佐藤琢磨選手がスペシャルゲストとして招かれ、F1、インディカーといった世界のモータースポーツのトップカテゴリーの魅力について語った。
佐藤選手はレーシングカートでデモ走行も披露、迫力の走りで会場を沸かせた。
全日本ジムカーナ選手権でタイトルを獲得した地元沖縄の高江淳選手も華麗なスラロームを披露した。
一番の人気を誇るドリフトはトーナメント方式のバトルが行われ、今年も多くの観客を集めた。
海外で人気が高いフォーミュラドリフトで活躍中のフレデリック・オズボー選手も来日し、見せ場を作った。
2輪関係も写真のエクストリームバイクショーをはじめとする様々なイベントが組まれた。
当日参加もOKの“クルマで遊べる”オートテストも2日間で5回開催され、注目を集めた。
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