多数のイベントで沸いたJAF鈴鹿グランプリの裏側をレポート
2018年11月13日
2018年全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦の第17回JAF鈴鹿グランプリでは、さまざまなイベントが催された。
2018年JAF全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦
第17回JAF鈴鹿グランプリ
開催日:2018年10月27~28日
開催地:鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)
10月27~28日に開催された「2018年全日本スーパーフォーミュラ選手権 最終戦 第17回JAF鈴鹿グランプリ」、グランドスタンド裏のGPスクエア周辺ではレース以外にも楽しいイベントが盛りだくさんだった。
開催中の2日間を通して行われたのが、JAF会員限定イベントとして、JAFウィメン・イン・モータースポーツアンバサダーで自動車ジャーナリストの飯田裕子さんと一緒に、鈴鹿サーキットのピットビル等を見学できるツアー。500円というリーズナブルな参加費用もさることながら、ビッグレース開催中のサーキットの裏側を見ることができるとあって、多数の応募が殺到した。
約30分の所要時間ではあるが、濃密なツアー内容だった。メインは鈴鹿サーキットのピットビルで、ハイテク機器でレースを管理しているコントロールルームや、レースの情報を世界中に発信しているメディアセンターを見学。また横浜ゴムのパドックや、VANTELIN TEAM TOM'Sのピットなど、緊張感漂うモータースポーツの現場を身近に感じることができた様子だ。
JAF会員証の提示で入場できるラウンジを設置したJAFブースでは、鈴鹿サーキット東コースを体験走行できるレーシングシミュレーターや、オリジナルビンゴといった催しで賑わった。またブース内で販売された2019年のモータースポーツカレンダーも大好評で、お土産として購入していく来場者が多かった。
来シーズンより導入される、スーパーフォーミュラの新型車両のSF19。レース中の万一に備え、実車を使用した救出訓練が27日夕方に行われ、参加したオフィシャルがシミュレート。ドライバーの頭部を保護するためのヘイローが装着された状態での訓練は初の試み。観客も興味深くその様子を見学していた。
28日には「SF19スペシャルラップ」と称し、HondaエンジンとToyotaエンジンを搭載したSF19のランデブー走行を実施した。ドライバーは佐藤琢磨選手と中嶋一貴選手で、2台揃ってのデモランは初。来シーズンのスーパーフォーミュラをより一層盛り上げてくれる車両として注目が集まった。
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