2019年から3年間、鈴鹿でのF1日本グランプリ開催が正式決定

ニュース レース

2018年9月6日

今年、30回の節目を迎えた鈴鹿のF1グランプリが来年から3年間、継続開催されることが正式に決まった。

 鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)を運営する株式会社モビリティランド(代表取締役社長:山下晋)は8月31日、F1世界選手権が開催中のイタリア・モンツァサーキットにおいて、FOWC[Formula One World Championship Limited](代表:チェイス・ケアリー氏)との合意のもと、2019年から2021年の、鈴鹿サーキットにおけるF1日本グランプリレースの開催について本契約を調印した、と発表した。

 鈴鹿サーキットでのF1日本グランプリは1987年に初開催された後、20年にわたって継続開催されたが、2007、2008年は富士スピードウェイが同グランプリを開催。2009年から再び、鈴鹿の地に戻り、ちょうど復帰10年めを迎える今年は30回記念大会として10月5~7日に行われる。鈴鹿サーキットでのF1日本グランプリの開催契約は本年までで、開催まで約1ヵ月に迫る段階でもリリースが出なかったため、この継続開催に関する正式発表が待たれていた状況だった。

 また今回の30回記念大会については、ホンダがタイトルスポンサーとなり、「2018 FIA F1 世界選手権シリーズ 第17戦 Honda日本グランプリレース」として開催されることも併せて発表された。なお2019年のF1日本グランプリについては、8月21日にJAFから公示された「2019年国際モータースポーツカレンダー登録申請」によれば、10月11~13日で申請がなされているが、12月に開催されるWMSC(FIA世界モータースポーツ評議会)の審議を待って、正式決定となる予定だ。

すでに30年の歴史を刻んだ鈴鹿でのF1日本グランプリ。ファンが待ちわびていた継続契約が、2019年から3年間という形で正式決定した。
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