ジムカーナ

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2018-07-25
一色健太郎シビック、地元の一戦で念願の初優勝

シリーズも後半を迎え、夏の3連戦に突入した全日本ジムカーナ。その初戦となった愛媛開催のフルパイロンの一戦では、地元の一色健太郎が逆転で初優勝を飾った。

 

 

2018年JAF全日本ジムカーナ選手権第6戦 スーパースラロームIN久万高原
開催日: 2018年7月14~15日
開催地: ハイランドパークみかわ
主催: ETOILE, SETOKAZE, DCR

 

 全10戦で行われる今年の全日本ジムカーナ選手権。そのシリーズを折り返す第6戦の舞台となったのは四国愛媛、久万高原町のハイランドパークみかわだ。このコースは、全日本ラリーの久万高原ラリーではサービス会場として使われる台形状の敷地をジムカーナに使用しているもので、元々はスキー場の駐車場というだけに、パイロンでコースを作る今年初のフルパイロンジムカーナとして開催された。8月末、同じくスキー場の駐車場が舞台となる北陸のイオックスで行われる第8戦もフルパイロンコース。パイロンマイスター達にはこの夏場は絶好の稼ぎどころだ。

 

 11台が参加のPN1クラスは、パイロンに強い関東出身の福田大輔(DLレイズWmT2ロードスター)がヒート1のタイムで逃げ切って今季2勝め獲得。タイトルを争うライバル、斉藤邦夫(ADVAN40thロードスター)はヒート2で見事なパイロンワークを見せたが、2位まで順位を上げるに止まり、シリーズリーダー福田が僅かではあるが、そのリードを広げた。PN2クラスは山野哲也(EXEDY 05D 124)が2ヒートともただ一人、1分8秒台に乗せる快走を披露。早くも4勝めをあげて、タイトルにまた一歩、近づいた。

 

 参加18台と今回も最大の激戦区となったPN3クラスは、3連勝中のユウ(BSエボitzz NTL 86)が今回も絶好調。ヒート2はパイロンペナルティに沈むも、ヒート1で叩き出した1分9秒463のスーパーベストで逃げ切って4連勝。その走りも2017チャンピオンの貫禄が漂い始めてきた。一方、PN4クラスは、後半戦から巻き返しを狙う茅野成樹(エアフォルクダンロップランサー)が今季初優勝。ヒート2では中間タイムがヒート1に及ばなかったにも関わらず、パイロン主体の後半で切れ味鋭い走りを見せて、驚愕の1分6秒台をマーク。3連勝中の野島孝宏(DLレイズWMLubランサー犬)もさすがにこのタイムには及ばず、2番手に甘んじた。

 

 SA1クラスはヒート1、パイロンを得意とする関東の若林拳人(YH若林自動車速心CR-X弟)が2戦ぶりに復活。ヒート1ではベストを奪ってチャンピオンの貫禄を見せる。ヒート2に入ると、ヒート1で若林とともに1分8秒台に入れた小武拓矢(シンシアYHワコーズCR-X艶々)はタイムダウン。他の選手もタイムが伸び悩み、若林が逃げ切りかと思われたが、その若林の前を走った地元愛媛の一色健太郎(DLitzzLtRSKシビック)が1分7秒963を叩き出して逆転、念願の全日本初優勝を手にした。

 

 続くSA2クラスでも、ヒート1は2番手に沈んだシリーズリーダー高江淳(DLオイチェΩBPFインテグラ)がヒート2で逆転優勝。今季3勝めをあげ、追いすがるライバル達を突き放している。SA3クラスでは、フルパイロンではやや不利な面も否めないはずのNSXを駆った西森顕(BSレイズペトロナスCSNSX)が今季初優勝。そのタイム、1分7秒588は2WD車総合でもベストを奪った。連勝を止められたチャンピオン小俣洋平(DLitzzオベリクRX7)との一騎打ちが後半戦は注目される。

 

 SA4クラスでは菱井将文(BSレイズ・クスコランサー)がヒート1から1分5秒台をマークする走りで暫定トップに。ヒート2も同じく5秒台に乗せるもタイムダウン。開幕4連勝の津川信次(DL☆itzz☆URGランサー)にチャンス到来と思われたが、津川は痛恨のパイロンタッチ。菱井が逆転タイトルに望みを繋げる今季初勝利を手にした。SC部門ではヒート2でもしっかりタイムを詰めた西原正樹(アクアBSリコーセインプレッサ)が快勝。3位に終わった大橋渡(DLレカロPRSインプレッサ)を抜いてシリーズトップに立った。

 

PN1クラスは福田大輔がシーズン2勝めを飾り、シリーズリーダーの座をキープ。

 

PN2は山野哲也がライバルに隙を与えず、シーズン4勝めをマーク。

 

PN3はユウがヒート1のタイムで逃げ切って4連勝と今回もライバルを圧倒。

 

PN4では茅野成樹がシーズン初優勝をさらって、反撃の狼煙を上げた。

 

「CR-Xが有利と思っていたコースで勝てて本当に嬉しい」。SA1で全日本初優勝を飾った一色健太郎。

 

SA2は渾身のパイロンワークを見せた高江淳が3勝め。初タイトルに一歩、前進した。

 

SA3はNSXマイスター西森顕が、チャンプ小俣洋平の連勝を止める貴重な1勝をゲット。

 

SA4でも菱井将文が待望の今季初優勝を飾って反撃態勢に入った。

 

混戦模様のSCは西原正樹が連勝を飾ってシリーズリーダーに躍り出た。