レース

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2018-05-08
スーパーGTシリーズ第2戦富士レポート MOTUL AUTECH GT-Rが逆転で500kmレースを制す

 大型連休後半の5月3?4日、富士スピードウェイにおいて2018 SUPER GT第2戦が通常(300km)より長い500kmレースとして開催。予選3位からスタートした#23「MOTUL AUTECH GT-R」(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が2度目のピット作業後にトップを奪うとそのまま逃げ切り、昨年最終戦以来の優勝。またGT300クラスではポルポジションからスタートした#55「ARTA BMW M6 GT3」(高木真一/ショーン・ウォーキンショー)が昨年第5戦富士以来の優勝を遂げた。


 予選日3日の早朝に激しいメイストームとなった富士周辺。雨は朝の内に上がったものの、濃霧に覆われて午前中のスケジュールは混乱。朝の公式練習も走ることができず、午後に30分間の公式練習と両クラス20分1枠のみの公式予選が行われることになった。

 予選では、GT500クラスは#38「ZENT CERUMO LC500」(立川祐路/石浦宏明)の立川が唯一1分27秒台に入れて、ポールポジション(PP)を獲得。PP最多獲得数を23に更新した。またGT300クラスでは#55 BMWの高木が自身13回目のPP獲得で、クラス最多記録に並んだ。
 
 決勝日は初夏の爽やかな天候となり、14時過ぎには気温18℃、路面温度36℃のコンディション。14時47分に110周のレースがスタートした。ここで素晴らしいスタートを決めたのが#23 GT-Rのクインタレッリで、1コーナーで2位を奪うとダンロップコーナーでトップに立った。

 そしてもう1台、5位スタートだった#39「DENSO KOBELCO SARD LC500」(ヘイキ?コバライネン/坪井翔)のコバライネンが17周目には2位に上がり、#23 GT-Rを追撃。23周目の1コーナーではついにトップを奪った。

 35周を過ぎたあたりで各車最初のピット作業でドライバー交代。#39 LC500は今回WEC参戦で欠場した小林可夢偉の代役、GT500デビュー戦の坪井だが、彼が#23 GT-Rを寄せ付けない走りを披露した。

 70周を過ぎたころから2回目のピット作業が行われた。ここで#23 GT-Rのピットワークが決まり、1周早く作業を終えた#39 LC500の前でコースに。再びクインタレッリとコバライネンのバトルが展開されるかと期待がかかったが、最後のスティントは路面温度も下がり#23 GT-Rがリードを広げてそのまま優勝。3位は#38 LC500だった。

 GT300クラスでは、スタート直後に#55 BMWが独走状態を築き、#61「SUBARU BRZ R&D SPORT」(井口卓人/山内英輝)が2位をキープ。しかし#61 BRZはレース中盤にまさかのエンジントラブルでストップとなった。#55 BMWは危なげないレース展開でポール・トゥ・フィニッシュ。2位は予選7位の#31「TOYOTA PRIUS apr GT」(嵯峨宏紀/平手晃平)、3位には予選8位の#11「GAINER TANAX GT-R」(平中克幸/安田裕信)が食い込んだ。

 

GT500クラスで今季初優勝を飾った松田次生/ロニー・クインタレッリ組の「MOTUL AUTECH GT-R」。

 

GT300クラスではPPスタートの「ARTA BMW M6 GT3」(高木真一/ショーン・ウォーキンショー組)が快勝した。