レーシングカート

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2018-05-01
全日本カートの最高峰もいよいよ開幕。ホットバトルの結末は!?

全日本カート選手権の最高峰クラスであるOK部門が4月21~22日、ツインリンクもてぎ北ショートコース(栃木県)で2018シリーズの開幕大会となる第1戦/第2戦が行われ、佐々木大樹、佐藤蓮の二人がまずは勝ち名乗りをあげた。

 

 全日本カート選手権にはOKとFS-125の2部門があり、その上級カテゴリーであるOK部門は名実ともに国内カートレースの最高峰に位置するもの。複数のタイヤメーカーが参入して熾烈な開発競争を繰り広げていることも特徴だ。全10戦のシリーズは1大会2レース制で、各大会ではタイムトライアルの後に予選ヒートと決勝ヒートを2度行なう。

 第1戦と第2戦が行なわれるもてぎ大会はエントリー26台と、今季も盛況。決勝日は最高気温が29度を超え、4月の栃木らしからぬ厳しい暑さの中でレースが行なわれた。第1戦の決勝では2番グリッドからの好スタートで先頭に立った佐々木大樹を、ポールから4番手に後退した昨年のチャンピオン、佐藤蓮が追い上げ、逆転してトップへ。レース中盤以降はこのふたりの一騎打ちとなった。

 スーパーGTのGT500クラスでも活躍する26歳の佐々木は、2年連続チャンピオンを目指す16歳の佐藤をひたひたと追い、残り2周で再逆転を成功させて快心の開幕ウィンを果たした。エンジンの焼き付き症状に悩まされた佐藤は0.156秒及ばず無念の2位。3位には三村壮太郎が入った。

 第2戦の決勝では、佐藤と三村のフロントロウ2台が、3番手以降を序盤で引き離してマッチレースを繰り広げた。同じヨコハマ・タイヤのユーザーでありチームメイトでもある佐藤と三村は、互いに全力のペースでタンデム走行を続けていく。三村は何度か勝負を仕掛けるものの、果たせない。最終ラップの三村のアタックもしのいだ佐藤は、ナンバー1サインを掲げながら勝利のチェッカーへ。

 これは最高峰部門のタイヤメーカー3社の中で最後発であるヨコハマが、悲願のドライコンディション初勝利を遂げた瞬間でもあった。長らく開発ドライバーとしてヨコハマを支えてきた三村は、その悲願達成と自身の逆転不発に、喜びと悔しさが相半ばする2位。トップから約3秒遅れの3位は、野中誠太との戦いを制した佐々木だった。

 同時開催の全日本カート選手権FS-125部門・東地域第1戦では、ジュニアカート選手権FP-Jr部門からステップアップしてきた14歳の渡会太一が、ポールからの独走でデビューウィンを飾った。

 

OK部門の第1戦は佐々木大樹が佐藤蓮を残り2周で再逆転、トップチェッカーを受けた。

 

OK部門第2戦では第1戦で苦杯をなめた佐藤蓮がリベンジ。ヨコハマタイヤにドライ初優勝をもたらした

 

OK部門と同じく開幕戦となったFS125部門東地域初戦は14歳の渡会太一がポール・トゥ・ウィンを飾った。