東京・お台場で約4万人がモータースポーツの魅力に触れた!

レポート その他

2018年4月19日

モータースポーツジャパン2018フェスティバルインお台場

「モータースポーツジャパン2018フェスティバル イン お台場」
開催日:2018年4月14日(土)
開催地:東京臨海副都心青海地区特設会場、NOP区画、公園地区
主催:NPO法人日本モータースポーツ推進機構

モータースポーツの醍醐味を都心で体感する「モータースポーツジャパンフェスティバルインお台場」が今年も東京・台場で開催され、土曜は4万人を超える来場者が詰めかけた。

毎年、モータースポーツシーズンの到来を告げるイベントとして定着している「モータースポーツジャパンフェスティバル イン お台場」が、今年も東京・台場で開催された。

 ところが、会期中の強風を伴う天候不順が予想されたため、14日(土)開催の時間短縮(15時30分まで)と、15日(日)開催の中止が13日(金)に発表され、2016年大会に続く、土曜日だけのワンデー開催となった。

 それに伴い、一部の催しを土曜日に前倒しするなどのスケジュール変更がなされたが、来場者は4万4,917人(主催者発表)を数え、盛況のもと大会は無事閉幕した。

 この大会は、サーキットなどで行われるモータースポーツの興奮を都心で味わえることをコンセプトの一つとしており、スーパーGT車両や全日本ラリー車両、ドリフト車両、ダカールラリーに参戦する日野自動車のレーシングトラックなどが迫力のデモ走行を披露。

 また、スーパーGT車両を使ったピットストップコンテストや、著名ドライバーと触れ合えるグリッドウォークなど、サーキットレースの雰囲気をお台場で再現する恒例の人気コンテンツも行われ、詰めかけた多くのギャラリーが、かぶりつきで見守っていた。

 そして、AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)主催による、各自動車メーカーの最新車両に乗れる試乗会などの体験型イベントや、ファミリーでも楽しめる催しが多いことも特徴。スーパーフォーミュラ車両などのコクピット同乗体験や、JRPA(日本レース写真家協会)主催のファミリーフォトセッション、ジュニアフォトスクールなども実施され、未来のモータースポーツファンを育む試みも各ブースで行われていた。

今大会のメイン司会はピエール北川氏(左)。開会式では実行委員長の日置和夫氏(右)が挨拶した。
スーパーGTを戦うマシンたちがデモ走行! サーキットとは一味違う走りにコアなファンも納得!
近年では”ドリフトの聖地”とも言えるお台場。スモークを上げながら超接近ドリフト演舞を披露。
日産自動車のブースではスーパーGTマシンを使ったレースメカニックによるピット作業デモを実施。
富士スピードウェイやモビリティランド、スポーツランドSUGOも出展。レースの魅力をアピール。
TOYOTA GAZOO Racing系ドライバーと記念写真が撮れる激レアなプログラムには長蛇の列が!
40周年のアドバンブースではドライバーや監督らが今だから話せるモータースポーツ秘話を披露。
JAFブースには藤島知子氏と竹岡圭氏が登場。モータースポーツ入門に最適なオートテストの魅力を語った。
動画番組「NEWS DIGEST」の公開収録では、安東弘樹氏と三浦愛選手によるトークショーを展開
会場内では事前申し込みによる出張Bライセンス講習会も実施。JAF360度VR体験コーナーも好評!
JMRC関東とLSO(モータースポーツライフセービング機構)は恒例の”応急手当普及キャラバン”を出展。
ホンダ学園は東京大学とコラボしたモンテカルロ・ヒストリック参戦プロジェクトの報告会を実施した。
マツダブースではあらゆる競技に挑戦中の辻田慈&蓬茨夕美氏が、競技車両の乗車体験をお手伝い。
SUBARUブースでは、全日本ラリー第3戦から採用の新カラーをまとった勝田範彦WRXを初披露。
アウディやBMW、メルセデスベンツ等の輸入車インポーターもレース車両やベース車両を展示。
ラリーやジムカーナ、ダートラで活躍している新型スイフトスポーツのラリー車両がお台場に登場。
恒例のレジェンド展示は60周年の「スバル」がテーマ。GSDC大久保力会長もトークショーに参加。
6月1日封切りの劇場公開映画「OVER DRIVE」で撮影に使用された劇用車のラリーカーも登場!
公園地区では、毎年恒例のレプリカマシンやヒストリックカーの車両展示とコンテストを実施。
大会のトリは恒例のメーカー対抗カート大会。スーパーGTなどで活躍する選手たちが熱戦を演じた。
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