レース

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2018-03-22
全日本F3選手権、開幕に向けて動き出す

全日本F3選手権の2018年シーズン最初の公式テストが先週、鈴鹿サーキットにおいて行われた。14台のマシンが参加したこのテストで、坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が総合トップタイムをマークした。

 


今回のテストでは、全日本F3の独自規定となるF3-N車両の参加はなし。2日間とも、穏やかな天候のもとで走行が行われた。
 総合首位となった坪井は、初日から好調な様子を見せ、1回目のセッションからトップタイムをマーク。2回目のセッションでも、チームメイトの宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)にベストタイムは譲るものの、僅差の2番手に。そして最後のセッションでは唯一1分50秒台にタイムを乗せ、開幕に向けて順調な滑り出しを見せた。
 宮田に続き、総合3番手につけたのは阪口晴南(TODA FIGHTEX)。全日本F3参戦3年目となる今年はTODA RACINGに移籍し、自身初優勝を目指す。またTODA RACINGは今シーズンは2台体制となり、阪口のチームメイトには昨年FIA F4を戦った大湯都史樹が加入となった。
 昨年、高星明誠がドライバーズタイトルを獲得したB-MAX ENGINEERINGからは、5台がエントリー。2017年F3-NチャンピオンDRAGON、今年が全日本F3参戦5年目となる三浦愛、吉田基良といった面々に加え、ポルシェ・カレラカップやランボルギーニ・スーパートロフェオなどに参戦していたエドアルド・リベラティ、昨年ALBIREX RACING TEAMから全日本F3デビューを果たしたブルーノ・カルネイロが移籍加入した。

また、B-MAX ENGINEERINGと同じフォルクスワーゲンエンジンを採用する山口大陸(タイロクレーシング28号)も、昨年に引き続いての参戦となる。
 カルネイロが離脱したALBIREX RACING TEAMからは、2015年にFIA F4に参戦、海外レースの経験も豊富な根本悠生(Albirex-RT)が参加。

同じメルセデスエンジン勢としては、片山善章(YTB F318)も昨年に続いてのエントリー。

さらに新チームとしてRS FINEからFIA F4などに参戦していた河野駿佑がステップアップを果たした。チームとしても初めてのF3参戦となり、テスト初日にはマシントラブルに見舞われたものの、2日目は精力的に周回をこなしていった。
 また、昨年アレックス・パロウを擁しタイトル争いを展開していたTHREEBOND RACINGには、笹原右京がFIA F4からステップアップ。

TOM’S、TODA RACING勢に続く好タイムを記録している。新車を投入したチームにはトラブルが出たものの、大きなクラッシュ等は少なく赤旗によるセッション中断も少なく終わった。全日本F3は、このあと富士スピードウェイでも合同テストを行い、開幕戦への準備を進めていく。

 

 

2日間ともにベストタイムを奪取と順調な仕上がりを見せた坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)。トムス勢は宮田莉朋も2位に入り、好調をアピール。

 

 総合3番手には、3年目で悲願のタイトルを狙う阪口晴南(TODA FIGHTEX)が入った。