スーパー耐久、富士24時間レース開催を決定

ニュース レース

2018年1月25日

スーパー耐久シリーズ(S耐)第3戦・富士ラウンドが、5月31日~6月3日に24時間レースとして開催されることが決定。その一戦となる「富士SUPER TEC 24時間」の概要が発表された。

24時間耐久レースは国内では10年ぶり、富士では実に50年ぶりの開催となる。

 国内における24時間耐久レースは、S耐シリーズの十勝ラウンドにおいて1994年から15年連続で「十勝24時間レース」として開催されていたが、2008年を最後に途絶えておりこれが10年ぶりの24時間レース開催。富士スピードウェイでも1968年3月に開催されており、”富士24時間”としては実に50年ぶりの開催となる。

 レースウィークは5月31日が専有走行と夜間練習走行、6月1日が予選・フリー走行、2日の15時に決勝がスタートし、3日15時にチェッカーを予定している。S耐シリーズの一戦であり、ST-X(GT3)、Z(GT4)、TCR、1~5のクラスに区分され、最大70台が参加可能(JAFによる特別認可を申請中)。

 またドライバーは3名から6名まで登録できる。なお、3月3日と5月8日には、富士でナイトセッションを含んだテストも開催される。

 安全面では夜間走行に備えLEDパネル型信号機を新規導入し、シグナルフラッグの視認性向上を図る他、情報量を増やした計時システムを一新し、見やすい計時モニターを導入する。

 場内は土日を通しての滞在が可能で、キャンプやバーベキューを楽しみながら観戦することができ、地元の小山町も町のイベントとしてコラボレーションを計画している。チケットは3月22日より発売予定となっている。

 なお、本年度よりS耐のコントロールタイヤが従来の横浜ゴムからピレリに変更されることも発表された。S耐で使用されるピレリP Zeroレースタイヤの仕様は、アメリカで開催されている「ピレリワールドチャレンジ」と同様のものだという。

レポート/JAFスポーツ編集部

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