「2017年JAFモータースポーツ表彰式」が東京・渋谷で開催

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2017年12月29日

11月24日(金)、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテル・ボールルームで、恒例の「JAFモータースポーツ表彰式」が開催された。これは、全国各地で開催された国内四輪モータースポーツのうち、国際格式及び全日本選手権で好成績を修めた選手に対して、シリーズ成績の認定と各種賞典の授与を行う式典として、毎年年末に開催されている。

ステージ中央には特大スクリーンを配して表彰対象者の映像や写真等が大写しされた。
栄光のチャンピオントロフィーを始め、チームやメカニック等にも賞典が授与された。

「2017年JAFモータースポーツ表彰式」
開催日:2017年11月24日(金)
開催地:セルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区)

 表彰対象カテゴリーは、全日本スーパーフォーミュラ選手権を始め、FIAインターナショナルシリーズ・スーパーGT、全日本フォーミュラ3選手権、全日本ラリー選手権、全日本ジムカーナ選手権、全日本ダートトライアル選手権、全日本カート選手権。

 他にも、FIA-F4のシリーズ上位選手や、FIAエレクトリック&ニューエナジー選手権の優勝者、FIAインターコンチネンタル・ドリフティング・カップの上位選手、JAFカップオールジャパンジムカーナ/ダートトライアルの各クラス優勝者も招待された。

 JAF矢代会長による主催者代表挨拶で始まった表彰式第一部では、レースアナウンサー・ピエール北川氏と竹内香苗氏が司会を務め、200名を超える表彰対象者に対する賞典の授与が行われた。また、JAFモータースポーツ名誉委員の称号が高橋国光氏に贈呈され、インディ500ウィナー・佐藤琢磨選手にはJAFモータースポーツ特別賞が贈られた。

 表彰式第二部では、スーパーGTのプロモーターであるGTアソシエイションや日本フォーミュラスリー協会による賞典の授与式が行われた。また、井原慶子氏らJAFウィメン・イン・モータースポーツのアンバサダーが登壇して、2017年の活動報告等を行った。

 一年の集大成となるJAFモータースポーツ表彰式。選手達はそれぞれが思い描く来シーズンのモータースポーツ活動への思いを新たにして、栄えある式典を後にしていた。

JAFモータースポーツ名誉委員の称号が贈呈された高橋国光氏(左)と、JAFモータースポーツ特別賞を受賞した佐藤琢磨選手(中央)。JAF矢代会長がプレゼンターを務めた。
8月のFIA Electric & New Energy Championship「鈴鹿ソーラーカーレース2017」の各優勝者と10月のFIA Intercontinental Drifting Cup上位選手には写真パネルが贈られた。
JAFカップオールジャパンジムカーナ/ダートトライアルの優勝者にはJAFカップを贈呈。
2015年以来、全日本スーパーフォーミュラで2回めのタイトルを獲得した石浦宏明選手。
スーパーGTのGT500クラスでは平川亮/ニック・キャシディ組が23歳でタイトル獲得。
GT300クラスではベテラン谷口信輝選手と片岡龍也選手がそれぞれ3度めの栄冠に輝いた。
全日本F3チャンピオンは、後半苦戦しながらも逃げ切って見せた、高星明誠選手が獲得。
全日本カートOK部門チャンピオンは、圧倒的な速さでシーズンを駆け抜けた佐藤蓮選手。
混戦模様となった全日本カートFS-125部門は、東地域の澤龍之介選手が初タイトル獲得。
全日本ラリーは全12部門。ベテラン北田稔選手がJN2でナビゲーター部門3度めの制覇。
8クラス1部門が成立した全日本ジムカーナ。PN3山野哲也選手は未踏の17回めの栄冠に。
全日本ダートラも8クラス1部門が成立。SA2王者は15回めの獲得となった北村和浩選手。
第二部ではステージにJAFウィメン・イン・モータースポーツのアンバサ―が登壇。
井原慶子氏を始め、新メンバーの飯田裕子氏、辻田慈氏、蓬茨夕美氏から活動報告が行われた。

レポート/JAFスポーツ編集部

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