東京モーターショーで、日産がフォーミュラEへの参戦を発表

ニュース その他

2017年11月15日

10月27日に一般公開が始まり、先頃、終了した「東京モーターショー2017」。一般公開に先立つ10月25日のプレスデーでは、日産が来季のFIAフォーミュラE選手権への参戦を発表した。

 世界初のEV(電気自動車)レースとして2014-2015年シリーズからスタートしたFIAフォーミュラE選手権だが、メルセデス・ベンツやポルシェといったドイツのメーカーが新たに参入することを今年発表し、注目を集めている。日産は日本国内においてEV技術を先行させており、日系自動車メーカーとして初めて同選手権に参加することとした。

 日産のプレスカンファレンスに登壇したダニエレ・スキラッチ副社長は「日産のDNAには、電動モビリティの技術革新における豊富な経験だけではなく、モータースポーツにおける長い成功の歴史があります。この2つの重要な要素を持つフォーミュラEに参戦することは、当社にとって自然なことです」と述べた。

 同選手権の来季は2018年末に開幕する予定だが、参戦体制等詳細はシーズン開幕が近づいた時点で発表がなされる予定だ。同選手権は世界各国の大都市のストリートコースで開催されているが、日産の参戦により日本での開催も2018-2019シーズンのカレンダーに入るかもしれない。

フォト/©MICHELIN レポート/JAFスポーツ編集部

ページ
トップへ