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2017-10-11
FIA IDCの初代追走総合優勝は川畑真人選手に決定!【FIAインターコンチネンタル・ドリフティング・カップ競技レポート】

世界初のFIA公認ドリフト競技が東京・台場で開催され、2日間に渡る激戦の末、初代総合優勝の座は追走が川畑真人選手、単走が齋藤太吾選手が獲得した。

 

LEG2追走で好バトルを見せた川畑真人選手(右)とA.サレグラセブ選手。 

LEG2追走で好バトルを見せた川畑真人選手(右)とA.サレグラセブ選手。

 

FIA IDCの初代優勝者にはJAF矢代会長(左)からFIAカップが贈呈された。

齋藤太吾選手には「Single Drift Competition」優勝のカップが贈られた。

 

LEG1単走を制して、FIA IDC初代単走ウィナーに輝いたのは齋藤太吾選手。

LEG1単走を制して、FIA IDC初代単走ウィナーに輝いたのは齋藤太吾選手。

 

 世界40か国以上で行われているというドリフト競技。各国のシリーズで活躍するトップ選手が一堂に会して、世界一を決める初のイベントが日本で開催された。

 その名は「FIAインターコンチネンタル・ドリフティング・カップ(FIA IDC)」。これは世界初開催となるFIA公認ドリフト競技で、その名誉ある第1回大会が日本で開催されることになり、9月30日~10月1日に東京・台場の青海地区特設会場で行われた。

 この大会には、R35 GT-Rを駆る齋藤大悟選手と川畑真人選手、S15シルビアの横井昌志選手と180SXの藤野秀之選手が日本代表として参戦。他にもドリフト競技が盛んなアメリカやロシア、アジア各国を始め、フランスやイタリア、リトアニア等の欧州各国の他、遠くはブラジルやイラン等からも代表選手が終結した。

 9月30日(土)に行われた「LEG1」の「SOLO RUN(単走)」では、齋藤太吾選手が快走。1回めの走行では99.58を獲得した川畑真人選手がトップとなっていたが、2回めには齋藤選手が今大会初の100点超えをマーク。唯一の100.42でLEG1単走を制した。

 午後から行われたLEG1「BATTLE RUN(追走)」では、優勝候補と目されていた4人の日本代表が別のトーナメントで戦う組み合わせとなった。ところが横井選手は1回戦で敗退、藤野選手も1回戦で川畑選手と当たり敗退してしまう。準決勝では齋藤選手とS15シルビアを駆るG.チヴジャン(通称・ゴーチャ)選手、川畑選手とR34スカイランのA.サレグラセブ(通称・アルカーシャ)選手が対決する日本VSロシアの構図となり、齋藤選手と川畑選手がそれぞれ決勝に勝ち進んだ。

 LEG1追走決勝の前に行われた3位決定戦はロシア人同士のバトルとなった。勝手知ったるライバルとの追走合戦ということで、勝負がなかなか付かず「ワンモアタイム」が連発。R34で絶妙なマシンコントロールを維持したアルカーシャ選手が3位に決まった。

 LEG1追走の決勝は、齋藤選手と川畑選手による日本人同士かつGT-R同士のバトル。大勢のギャラリーが待ち望む好カードとなった決勝は、川畑選手が差し切った。

 10月1日(日)には、「LEG2」として再び単走と追走が行われた。晴天に恵まれて路面温度も上昇したLEG2単走では、1回めの走行は連勝を誓った川畑選手が99.70をマークしたがペナルティを受けてしまう。代わってトップに立ったのは99.21を叩き出したアルカーシャ選手だった。2回めの走行では横井昌志選手が99.34をマーク。アルカーシャ選手を僅かにかわして、LEG2単走優勝を果たした。

 LEG2追走では、横井選手がイタリアのM.バッカ選手とアメリカのM.エッサ選手を破ってベスト4に進出。齋藤選手と川畑選手は2回戦で対戦することになったが、齋藤選手がマシンを傷めて敗退。川畑選手がベスト4に進んだ。一方のトーナメントでは、やはりロシア人同士の戦いとなり、アルカーシャ選手とゴーチャ選手がベスト4に進出した。

 3位決定戦では横井選手とゴーチャ選手が対戦して、ワンモアタイムの走行となったが、横井選手に接触が見られゴーチャ選手が3位を確定させた。

 迎えた決勝は川畑選手VSアルカーシャ選手というカード。パワー差のあるマシンによるバトルはお互いにとって難しく、パワーに勝る川畑選手がアルカーシャ選手を追走する2本めでは、川畑選手接触や追い抜きが見られたことから減点という判定。これにより、LEG2追走のウィナーはアルカーシャ選手に決まった。

 2日間に渡って実施された2度の単走と追走の結果、FIAインターコンチネンタル・ドリフティング・カップの初代ウィナーが決定した。初代総合優勝者は川畑真人選手。2位はアルカーシャ選手、そして3位は齋藤太吾選手となった。そして、齋藤選手には「Single Drift Competition」優勝のカップが贈られた。表彰台に上がったドライバー4名には、2日間バトルを見守ったJAF矢代会長からFIAカップが贈呈され、多くの観客と共に新たな歴史を刻んだ、世界初のFIA公認ドリフト競技の幕が閉じた。(JAFスポーツ編集部)