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2017-09-11
2009年以来の九州ラウンド、坪井翔が2勝でランキングでも追い上げ【全日本F3第17/18戦レポート 】

 全日本F3選手権の第8大会がオートポリス(大分県)で開催された。第10戦以降勝ち星を重ねてシリーズランキングでもトップを一気に追い上げている坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が勢いをそのままに2連勝。ランキングトップの高星明誠(B-MAX NDDP F3)とのポイント差も一気に縮めた。

 

前戦もてぎに続いて圧倒的な強さを見せ、Wポール・トゥ・ウィン達成の坪井翔。

前戦もてぎに続いて圧倒的な強さを見せ、Wポール・トゥ・ウィン達成の坪井翔。

 

 オートポリスで全日本F3が開催されるのは2009年以来、8年ぶり。今シーズン参戦しているドライバーは、F3での走行は全員が初めてとなる。木曜日の7日から練習走行が設けられたが、霧や雨でセッションはキャンセル。8日の走行時間が延長され、各ドライバーはここで周回を重ねていった。

 

 9日の公式予選は30分1セッション。ベストタイムで第17戦のグリッドが、セカンドベストタイムで第18戦のグリッドが決定するが、2つ揃って坪井がポールポジションを獲得した。フロントローにはチームメイトの宮田莉朋。高星は、第17戦は4番手から、第18戦は3番手から追い上げることになった。

 第17戦決勝では、ポールシッターの坪井が好スタートを決めた一方、宮田が出遅れて後退。代わって2番手に上がったのは3番手スタートのアレックス・パロウ(THREEBOND)で、高星も3番手に浮上した。坪井は1周目から後続に対して大きなリードを築き、9周目にはレース中のファステストラップも記録。最後まで圧倒的な速さを見せつけて今季6勝目をマーク。ポール・トゥ・ウィンにファステストラップポイントも加え、12ポイントを加算した。パロウと高星の2位争いは終盤に一気に縮まったが、パロウが抑え切り、2位フィニッシュで表彰台を獲得。高星は3位となった。

 10日に行われた第18戦でも、坪井がポールポジションから首位をキープしてスタート。宮田は、今回は一瞬坪井を脅かすほど抜群のスタートで2番手をキープし、3番手に高星というオーダーでレースが進んでいった。上位3台の争いは、接近戦になることなく、周回が進むにつれて単独走行になり、それぞれファステストラップの1ポイントを争う展開に。

序盤は2番手以降との差を広げていく坪井が最速タイムをキープしていたが、7周目に宮田が坪井のベストタイムを更新。坪井は10周目のタイムでファステストを奪い返すが、16周目には高星がこれを更新してポイントを奪取。坪井は目標としていたシリーズポイントのフルマークは叶わなかったが、この週末で2勝を挙げ、高星とのポイント差を19に縮めた。残す最終戦は9月23~24日、東北のスポーツランドSUGOで開催される。