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2017-09-11
復活のオートポリス戦、ピエール・ガスリーがシーズン2勝目を挙げる【スーパーフォーミュラ第5戦レポート 】

 9月9~10日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦がオートポリスで開催され、今シーズンのルーキードライバー、ピエール・ガスリー (TEAM MUGEN SF14)が優勝。前戦もてぎ大会に続く2勝目で、シリーズランキングも2位に浮上した。今シーズン2勝目を挙げたのはガスリーが初めて。

 

第4戦もてぎに続く連勝でシーズン2勝め一番乗りを果たしたピエール・ガスリー。

第4戦もてぎに続く連勝でシーズン2勝め一番乗りを果たしたピエール・ガスリー。

 

 昨年は熊本地震の影響で、スーパーフォーミュラの大会はキャンセル。このため、ヨコハマタイヤとしては、スーパーフォーミュラにタイヤ供給を開始して初めてとなるオートポリス戦となった。そしてこの大会では前戦もてぎに続いて、決勝レースでソフトタイヤとミディアムタイヤ、2スペックのタイヤの使用が義務付けられることになった。

9日の公式予選では、小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)、国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)らがコースレコードを更新。新たなレコードホルダーとなったのは、1分26秒196をマークした野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14)で、国本、小林と続くトップ3となった。

 秋晴れの下、10日の午後に54周の決勝レースがスタート。上位勢のほとんどがミディアムタイヤでスタートする中、グリッド上でソフトタイヤへチェンジしたガスリーが5番グリッドからロケットスタートを決めて2番手に浮上。レース前半はミディアムタイヤの野尻とソフトタイヤのガスリーによるトップ争いが白熱した。

 その後方では、同じくソフトタイヤを装着したメンバーが次々とオーバーテイクを披露。11番手スタートの関口雄飛、14番手スタートのヤン・マーデンボローのITOCHU ENEX TEAM IMPUL勢や、塚越広大(REAL SF14 )らが大幅なポジションアップを成功させていた。

 トップ争いが動いたのは23周目。先にピットへと向かったのはガスリーだった。12秒ほどの作業時間でミディアムタイヤに履き替えコースに復帰し、見た目上は8番手でレースを再開。一方の野尻は39周までピットインのタイミングを伸ばし、ソフトタイヤへと交換したが、後半スティントを開始した直後の40周目に小林と接触。マシンにダメージを負い、戦線離脱となった。

 野尻よりも早いタイミングでのピットストップが効いて、野尻のアクシデントの前にポジションを逆転しアンダーカットに成功していたガスリーだったが、全車がピット作業を終えた40周目にトップ浮上。残り14周は後続とのギャップをコントロールしながら今季2勝目のチェッカーフラッグを受けた。

2位、3位には、レース序盤のピットインから燃費とタイヤを完全にマネージメントしたSUNOCO TEAM LEMANSが揃って表彰台を獲得。フェリックス・ローゼンクヴィストは3戦連続で表彰台に上り、大嶋和也は今シーズン初の表彰台獲得となった。